CYMA MP5SD5 フルメタル 電動ブローバック フル刻印 そしてプチカスタム

国電動ガンが製造禁止になったので、ヤフオクで香港のTOP TECHの取扱説明書を
画像で乗せているMP5SD5が出品されていたので、早速落札。
電動擬似ブローバックの中でも高い完成度と言われているTOP TECHのメカボックスを
拝んでみたかったし。
連絡ナビで来た出品者の方の名前が大陸系の名前。。。
これは、もしかして。。。っと届いたのは、中国製のCYMA。。。
やられたぁー!!!
面倒だからクレームも入れず、そのままイジルことに。
皆さんもオークションで買うときは必ずメーカー名を聞くか確認しましょう。


これが外装
てか、このSDはフルメタル過ぎて色々つけてる次世代M4より重い。。。








まずはメカボックスだけを外してみる。





見ての通り、金属製の馬鹿でかいボルトをピストンのお尻に引っ掛けて
強引にブローバックさせている。
リターンスプリングは絶妙なテンションでピストンが戻る際に
ストレスにならない程度。





さて、初速を測ったら75〜78で上下のバラつきが酷い。
メカボックスが開けてグリスアップして吸気系の気密度も万全だったから、
これだけ初速が低いのは、チャンバー周辺の気密漏れが原因と思われる。
これがチャンバー。見たことないオリジナル規格。








ん?ピンが熱したドライバーでロックされている。。。
なんじゃこりゃ!!www
とりあえず完全分解・完全洗浄・V字型ホップチャンバー換装。
でもいまいち初速が上がりきらない。
何でだろうっと思ってノズル先端とチャンバーパッキンまでの距離を
測ったら、4mmも隙間が。。。
うはぁー!と思いつつ、メカボとチャンバーをセットした状態で、
給弾口からノズル位置を確認したら、ないといけない距離の半分しか
達していないことが判明。
対処方法としてはノズルを伸ばすしかない。





さて、これがメカボックスの中身。
逆転防止ラッチは6枚歯でセミの切れが抜群。
ただし、重たいボルトを動かす関係でフルオートのサイクルが異常に遅い。
9.6V使ってもダメ。セミでの運用が全体なの?
強化型メカボックス、オイルレスメタル軸受け、バキュームピストンヘッドっと豪華絢爛。





っで、これがお勧めのプチカスタム。
ドライバーが指しているタペットプレートの前方をノズルがセットできるギリギリまで
削ると、初速のバラつきがなくなる。
理論的には、ノズルの前進量が若干増えて、BB弾との距離が短くなるから
より抵抗がなくなることになる。なので、初速のバラつきがなくなるわけ。
鉄ヤスリ一本あればできるお手軽カスタム。試してみる価値はあり。





なんとか頑張って調整したが、85〜86が限界。
なので、メインスプリングを若干高レートに。すると90〜91に安定。
OK!


次回はA&K MASADA の分解方法をレビューするねー。